2017年9月12日火曜日

秋は関西のB級スポットに行こう!

面白いかどうかは知らないが、近所の人しか知らないようなB級スポットを紹介しておこう。B級である。A級よりマイナリティなものである。料金は例によって大人のものである。子供は近所で走り回って遊んでいなさい。


【滋賀県】

・長浜びわこ大仏(長浜市)
長浜市の琵琶湖近く、良畴寺にある仏像で阿弥陀如来立像(高さ28m、青銅製)である。現在は2代目で初代より1m高い。湖岸道路を走っていると見えてくるが、なぜか琵琶湖に背を向けている。写真では、阿弥陀如来様の背後から後光がさしており、大変ありがたく見える。拝観料は志納とあるが、いつも迷うんだよね。




・海洋堂フィギュアミュージアム(長浜市)
読んで字の如くフィギュアのミュージアムである。オタクのためのミュージアムであるから、興味のあるなしで評価は完全に分かれるだろう。長浜の黒壁もだんだん数が増えて、特徴的なものも出てきたようである。嬉しい限りだが、私はオルゴールやガラス細工を見に行くだろう。入場料は800円だが、フィギュアのプレゼントが付いてくるとのこと。





・滋賀県サファリ博物館(甲賀市信楽町)
サファリとあるが、動物のはく製の博物館である。すべての動物に襲われることもない。これがいいかどうかは意見の分かれるところかも知れない。ただのはく製の展示と思えばサファリは言葉が過ぎるのかも知れない。信楽焼で作っている訳ではないので期待した人には申し訳ない。入場料は500円であるが、全部信楽焼で作っておけばもう200円ぐらいは払ってもよい。



【京都府】

・日本の鬼の交流博物館(福知山市大江町)
全国各地の鬼にまつわる伝統芸能、世界の鬼面などが展示されている、「鬼」に特化した博物館である。大江山の酒呑童子は鬼の中で一番有名ではなかろうか。表にある大きな鬼の像が目印である。私もかつて「鬼」と呼ばれたことがあるが展示されていないし、依頼も来なかった。しょっちゅう何らかのイベントをやっているので、調べてから遊びに行こう。320円。




・六道珍皇寺(京都市東山区)
この世とあの世の境に建つ寺である。六道珍皇寺は「ろくどうちんのうじ」と読むが、かつては「ろくどうちんこうじ」とエッチな名前に登場しそうな読み方であった。度々メディアに出ている有名寺である。いろんなイベントがあるので調べてみるのも良い。無料。イベントは時価。





・霊山観音(京都市東山区)
京都にあるので歴史的建造物と思いきや、戦没者慰霊のために建てられたものらしい。メモリアルホールには世界無名戦士の碑があり日に4回の法要が営まれている。高さ24mの観音座像がある。料金300円。観音様の体内に入ることができる。何があるのかは知らない。誰も知らない謎の空間ではあるが、なんとなく興味が湧いてくるのはどうしてだろうか。




京都太秦美空ひばり座(京都市東映太秦映画村内)

かつて嵐山にあった美空ひばり館は経営難のため閉館となった。私も嵐山に行った時に前を通ったが入らなかった。入場料が高いというよりは、歌謡曲にさほど興味がなかったからだ。私は音楽はアニソンしか聴かない。現在は太秦映画村内で公開している。知っての通り美空ひばりについての博物館である。太秦映画村入場料2,200円が必要である。



【大阪府】


・インスタントラーメン発明記念館(池田市)
今や結構人気の出てしまった「インスタントラーメン発明記念館」。A級に上がるのも近いかも?分かるとは思うがインスタントラーメンの記念館である。妻の実家が池田にあったが私は、「インスタントラーメン発明記念館」に行ったことがない。実は私はインスタントラーメンが好きではないのである。




・全興寺(大阪市平野区)
高野山真言宗の寺である。境内には地獄の様子を写した「地獄堂」や仏の世界を表現した「ほとけのくに」、町ぐるみ博物館の一つである「小さな駄菓子屋さん博物館」や子供の遊び場として利用される「おも路地」など、多種多様な施設があり、「大阪のおもろい寺」と言われている。大阪の平野の繁栄を願うお寺である。






・難波八阪神社(大阪市浪速区)
大阪の難波にある。いつ建てられたか分からないほど、昔からある神社だ。巨大な獅子の頭があることで有名である。獅子舞台というらしいが、最初に見た時は大抵の人が驚くらしい。全能の神様がおられるらしく、ほぼ何でも願いが叶うという有難い神社である。もちろん結婚式を行うカップルもあるらしい。拝観無料。





・砂川奇勝(泉南市)
阪和線は直線が多い。どうも大阪ー和歌山間に超特急を走らせたくて作ったらしいのだ。阪和新幹線である。それにしては駅が多いような気がする。さて、阪和線かつての阪和鉄道が作った遊園地が砂川遊園である。戦争で閉園して戦後住宅地になってしまった。現在はその一部が残っている。これが砂川奇勝である。草木の間に砂山がある。1haぐらいしかない。




・城山オレンヂ園(富田林市)
「探偵ナイトスクープ」に出たこともある謎のパラダイスなのでB級スポットである。「山のおやじ」が趣味で経営している施設らしい。「10月~12月みかん狩りなしの入園不可」「ザリガニ釣り」「恐怖のアスレチック」とか、よく分からないものが満載である。どうも、元々は果樹園だったのが、「山のおやじ」の趣味で遊園地になったものらしい。400円。



【兵庫県】

・植村直己冒険館(豊岡市日高町)
1984年に冬のマッキンレーで消息を絶った植村直己の冒険と栄光を記念する博物館である。行方不明になった後に、国民栄誉賞を受賞している方である。日本人初にエベレストに登頂、犬ぞりでの北極点到達など数々の冒険を行った。映画にもなっている。現在は優秀な冒険家に付与する植村直己冒険賞が設立されている。500円。





・生野銀山(朝来市生野町)
朝来市生野にある銀山跡である。中が博物館になっており、人形が当時の採掘の様子を伝えている。ちょっと不気味であるが、妻はものすごく不気味だったようで、絶対に行きたがらない。世界遺産ではないが日本遺産と銘打っている。なお、坑内の温度は13℃である。ほとんどの洞窟の温度は15℃以下なので、真夏でもちょっと上に羽織るものを持って行った方がよい。900円。





・太陽公園(姫路市)
知る人ぞ知る東洋大姫路高校野球部のグラウンドの隣にある石の公園である。ミニチュアなのだが凱旋門から万里の長城まで石造りの建物が立ち並ぶ。建物でないものもたくさんあるが、石造りである。白鳥城ができてまた雰囲気が変わったらしいが私は最近行っていないのでよく分からない。1300円。





・須磨寺(神戸市須磨区)
兵庫県一の変寺である。言い方を代えればお客様を楽しませてくれる精神に溢れている。お寺自体は立派なものなのだが、周辺の変なものを楽しんでしまって、お寺をあまり覚えていないのは残念至極である。源平一の谷の合戦で戦死した源敦盛の「青葉の笛」が納められている。私も見たが思ったものとは違っていた。こういうことはよくあることだ。無料。




・鉄人28号(神戸市長田区)
新長田駅からすぐのところに聳えたつ、高さ15.3mの立像である。阪神淡路大震災で焼け野原となったところである。電車からは一瞬ではあるがよく見える。但しうしろ姿である。阪神高速からも一瞬だけ見ることができるが、運転しながら見てはいけない。交通量の多いところである。新長田駅前は鉄人28号で地震からの復興をアピールしている。無料。





・北淡震災記念公園(淡路市富島)
阪神淡路大震災の原因となった野島断層を展示している記念館。野島断層を直接見ることができる。こんなもんが、6000人以上死亡する大災害を起こしたとはちょっと考えられないほどである。近くには結構土産物屋もあるが、海のものばかりで魚の嫌いな私にはあまり関係がない。700円。






【奈良県】

頭塔(奈良市)
高畑町の街の中にある史跡?よくわからんのだが、史跡なんだろうな。奈良のピラミッドなんて言われているが、高さが10mしかないため、近くに行ってもその場所がわからないというピラミッドである。石仏を配しており現在まで13個の石仏が見つかっている。奈良時代の遺跡らしいので、石仏群は珍しい。今までほとんど知られていなかったが、TV放送されて有名になった。ホテルウェルネスで見学受付。300円。



・今井町(橿原市)
近鉄大和八木駅と八木西口駅は隣接しており、息を止めて走っていけるかも知れない距離にあるので、どちらで下車しても良い。たいして距離があるわけではない。すぐに今井町である。江戸時代の古い町並みを残しているということで、整備された町並みである。あちこちの家が解放されているが、その他の家を覗いてはいけません。小さい街です。ゆるゆる歩きましょう。家を見せてもらうにはいくらか必要。歩いて町並みを見るだけなら無料。




・飛鳥奇石群(明日香村周辺)
明日香村には20以上の不思議な石がある。人間とも思えない人間の像、動物とも思えない動物の像、用途が分からない明らかに加工したように見える石など、石だけ見ても一日かかってしまうが、大抵途中で飽きてしまう。レンタサイクルで自分の体力と集中力に挑戦しよう。基本無料。お寺などの敷地内にあるものはお寺の入場料。




・谷瀬の吊橋(十津川村)
十津川村は奈良県南部を占める。地図を見れば奈良県の面積の何分の一かを占めている。これだけの面積があればなにかいい観光地があると思うだろうが、そんなことはない。この谷瀬の吊橋がNo.1の観光地である。この巨大なつり橋は、長さ297メートル高さ54メートルでかなり長くて高い。しかし心配ない。地元のおばちゃんは自転車に乗ったまま渡っている。大したことはない。私は行ったことがある。怖かった。無料。



【和歌山県】


友ヶ島(和歌山市)
最近では「ラピュタの島」とか言われている島で、和歌山と淡路島のちょうど中間にある。加太から淡路島の由良までの間は、戦時中の軍隊の基地であった。戦時中の地図にはこのあたりは空白になっているので、すぐに基地に分かってしまう。加太や由良にも基地の残骸が残っているが、一番は友ヶ島でしょう。泳げるし、キャンプもできるし、野生化した鹿もいる。




・淡嶋神社(和歌山市)
知る人ぞ知る人形の聖地。境内中が人形だらけである。それが私を見ているような気がする。私が試しに動いてみてもやはり視線を感じてしまう。人形の園である。呪いの人形もかなりあるが、別の部屋に保存してある。そこでは心霊現象が絶えないらしい。神社は立派だが何気に恐ろしいところのような気がする。





和歌山森林公園(和歌山市)
恐竜がいる公園である。恐竜との遊び方を知っている人だけが遊べる。子供は大抵遊べる。動物もたくさんいる。触り放題である。恐竜も動物も本物ではなく作り物だからである。和歌山の森林公園を調べてみるとやたらと「恐竜公園」と出ている。実は山もあり、緑と親しむ場所の方が多いんだが・・・





・落合博満野球記念館(太地町)
日本初、そして唯一のプロ野球個人記念館である。別荘に記念品をおいただけのものらしい。入館料は2000円。時々落合さんご本人が来られるらしく、この当たりの日には落合さんの握手やサインや野球談議があるとか。私は野球は好きではないですが、野球好きの人にはいいかも知れません。どこかのアイドルのCDを何枚も買って握手してもらうより、2000円は安いんじゃないかと思いますが・・・





・歓喜神社と白浜美術館(白浜町)
歓喜神社はどエロ神社である。期待通りに男女の陰部が祀られている。それをコスリコスリすると子宝に恵まれるとか。歓喜神社はどエロの上に子宝祈願の神社であったのだ。子宝の欲しいご夫婦は行ってみるのもよい。白浜美術館は密教秘仏の美術館だった。神社がアレだったので期待してしまうが、秘宝館ではないらしい。残念である。





・イノブータン王国(すさみ町)
すさみ町名産のイノブタの国である。ブータン王国との国交問題が懸念されたが、さすがほほえみの国ブータン王国、イノブータン王国と和解している。パスポートは300円で
あるが、なくても入国できる。パスポートがあればいろいろな特典があるらしい。イベントもある。







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