2017年9月19日火曜日

日本の魔の海域「ドラゴン・トライアングル」

バミューダ・トライアングルは大抵の人はご存知と思う。フロリダ半島・プエルトリコ・バミューダ諸島を結んだ三角形の海域である。マヤの呪いか、インカの呪いか、南北戦争の戦死者の呪いか、キューバに拉致されたか、北朝鮮に拉致されたかよく分からないが、何かが無くなる海域なのだ。(そういえば、マヤやインカを滅ぼしたのはアメリカではなかったな)

まあしかし遠い国の話だから、と安心してはいけない。日本にもあるのだ。「ドラゴン・トライアングル」である。突然船が消える海域といわれている。房総半島野島崎・小笠原諸島・グァム島を結ぶ三角形だ。かなり歪んだ三角形であるが、あまり気にしない方がいい。
他にこの海域を、台湾まで地域を伸ばして、「フォルモサ・トライアングル」と言ったり、三陸沖やマーカス島(南鳥島)まで伸ばして、「魔の海」と呼んだりしている。
この海域は暖流と寒流がぶつかるところにある上、低気圧が発生しやすい。そのため大波が発生しやすく、波上に乗り上げた船が二つに折れたり、波底に落ちた船が浸水したり破損したりする事故が起きやすい。運輸省が1986年から「安全運行支援システム装置」を開発して、事前に大波を避けられるようになった。この海域では1969年~1981年までに、計24件の海難事故が発生している。赤い三角は、「ドラゴン・トライアングル」である。緑の丸は事故現場である。台湾から南鳥島三陸沖ならほとんど入ってしまう。この中には原因が分かっている海難事故も謎の消失として「謎」感をあおったものも多い。

例えば、第五海洋丸は明神礁の噴火に巻き込まれたものであり、JA3414は「燃料不足のため、千葉県大東崎東方15キロの海上に着水した」と緊急連絡があった。バージ・イストラ号は生存した乗組員の証言があるし、かりふぉるにあ丸の遭難は海が大シケだった。
ドラゴン・トライアングルは日本ではあんまり知られていないが、海外では有名らしい。船の名前を見れば分かる通り、海外船籍が多いからである。
とりあえずは東京から小笠原経由グァム行きの船には乗らない方がよいかも(そんな航路は聞いたことがないが)。


これまで述べ6万人が参加!
ピースボートの資料請求はこちらから(無料)


1 件のコメント:

  1. How to play the Baccarat game | Worrione
    The 인카지노 Baccarat game septcasino requires a few basic rules and a simple strategy. The game is played with two hands, a large pot 바카라 of rice, and two

    返信削除

ストレスケア