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2017年9月16日土曜日

白い無表情な女(実話)


それは実際にあったことなのかどうか分からない。夢の中でのことだろうか、それともこの世とあの世の狭間にある異次元の世界をかいま見たのであろうか。
中学1年生の頃であろうか。私は、弟と一緒に4畳半の部屋に寝ていた。隣の6畳の部屋には祖父母が寝ていたが、間の引き戸は建付けが悪かったのか、開いたままであった。ここは私の生家であるが、なぜか誰もいない部屋でも物音がするとか、妙な雰囲気があるとか、あちこちにある暗闇が怖いとかいうことがあった。家に大きな蛇が住んでいたので、すべてがその蛇のせいだと思っていた。

時間は分からない。何故か私は目を覚ました。それとも目を覚ましたと思っただけで夢の中にいたのかも知れない。私たちが寝ている部屋と祖父母が寝ている部屋の間で、白いものが動いた。人間のように見えた。玄関も勝手口も鍵をかけているから人間は入れない。私が目を凝らして見ようとした時に、白いものがゆっくり振り向いた。白いのは着物だった。目が合った。年寄の女に見えたが不思議なことに私に見られても、無表情のままであった。顔は着物に溶け込むように白い色をしていた。どの位の時間が経ったのかわからない。多分1秒も経っていないのだろう。
そして、女は消えた。煙のようにではない、瞬きをしたらいなくなったという感じである 。

もう何十年も前の話である。その後祖父は痴呆が進んで私が大学受験する1週間前に亡くなった。今で言う認知症であるが、当時は認知症という言葉も、その前に使われていた痴呆症という言葉もなかった。私は運よく大学に合格し東京へ行き、大学を出た後、家へ戻ってきたが、結婚して家を出た。実家は、阪神淡路大震災で全壊し、新築の家になった。私は比叡山で霊障に遭って以来、あちこちで霊障でひどい目に遭うようになった。私の霊障は頭痛・嘔吐・耳鳴りなどである。

もう、実家に行ってみても何も感じない。物置になっている2階へ上がっても真っ暗闇の中でも何も感じない。もうこの家には何もいない。 新築になったのだから当然かとも思うのだが・・・・
あれは何だったのだろうか?いまだに謎のままである 。


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2017年7月31日月曜日

神秘の湖、宇曽利山湖


東北地方の話である。しかも青森県であるから私もそれなりに知っているし、2回ほど行ったこともある。別に泳ぎに行ったわけではない。水泳はとりたてて得意ではないが、遅いだけで別に苦手でもない。しかし宇曽利山湖では泳ぎたくない。亡霊に足を引っ張られるのが間違いなしである。
宇曽利山湖は下北半島の中央部にある。宇曽利湖ともいうが、別にどちらでもいい。下北半島の中央部は人がほとんどいないようで、猿の数の方が多いと聞いたことがある。そんなわけで、関西の人は知らなくても別に困らない。

下北半島の中心には、妖怪や霊の巣となっている恐山菩提寺がある。私はここも2回行ったことがある。宇曽利山とはもともとここら一帯を指す言葉だったらしく、恐山と同じ意味だった。もちろん宇曽利山湖も恐山の一部である。いつの頃からか恐山の名前の方が有名になってしまい、宇曽利山は湖だけの名になったが、これも山が取られて宇曽利湖というようになってきた。恐ろしいことである。

恐山には地獄があり三途の川があり賽の河原がある。恐山の一部である宇曽利山湖には極楽浜がある。賽の河原には水子の霊がいる。子供の好きそうなおもちゃや風車があちこちに飾ってある。線香の匂いがする。思ったより暗くないのは空が明るいからだろう。水子は両親を苦しめた罪で賽の河原に留められ、地獄にも極楽にもいけず、父母を偲んで石を積んでいる。やがて鬼がやってきて積み石を壊す。水子の霊を慰めるのは地蔵菩薩である。恐山菩提寺は地蔵菩薩をご本尊としている。
さて、宇曽利山湖はPH3.5程度の酸性湖である。生物は川が流れ込む中性に近い周辺にウグイが一種だけ生息してている。PH3.5はだいたい希硝酸や希塩酸に相当する。生物はかなりみづらい。
恐山に行ったついでに寄ってみよう。というほど、離れている訳ではないが・・・・。恐山の入場料は500円ぐらいである。



2017年7月3日月曜日

キメラとはナニ?

キメラとは一つの動植物の個体の中に複数の遺伝子情報を持つものをいう。

サルの顔、タヌキの胴体、トラの手足を持ち、尾はヘビという鵺(ぬえ)もキメラである。鵺は妖怪の類に入るが、サルの顔とタヌキの胴体のためあまり怖くない。左図の怪物が鵺である。大江山に住んでいた妖怪で、歴史上でも最強レベルの妖怪である。安倍晴明の作った京都の二重結界を破ったが、源頼政に倒された。

人間にもキメラがいる。両性具有者がそうである。あと血液キメラがある。
両性具有者は男子と女子の性器を両方持っている人のことである。AVでは「男の娘」と呼ぶらしいが最近は妻が目を光らせているので、AVはとんと見たことがない。両性具有者はAV業界では多いらしいが、実際に見たことはない。男女両方の性器があると言っても、一人で子供は作れない。男性器は勃起すると固くなり曲がらなくなるためである。知らない人がいるかも知れないので説明すると、男性器は下や後ろに向けて勃起しないようにできているのだよ。

骨髄移植はABO式血液型が合わなくても可能である。輸血は血液型に合わせてと覚えていると痛い目に合う。元々の造血幹細胞で作られる血液型と、移植した造血幹細胞で作られる血液型が異なるため、キメラと呼ばれている。すなわち、骨髄移植をすれば血液型が変る。血液型が変れば性格が変わる(血液型性格を信じている人のみ)。性格が変れば好みも変わる。横恋慕のチャンスである。検討を祈る。






2017年6月16日金曜日

不吉な地名や恐い地名


エッチな地名ばかりがこの世に存在するのならいいのだが、残念ながらそういう訳にもいかない。この世には不吉な地名も存在する。気乗りしないが、一応上げておく。


百目鬼
どうめきと読む。鬼の一種であるが、字をよく見ると分からない訳でもない。盗癖のある女性の腕に、盗んだ鳥目(金銭)の精が鳥の目となって無数に現れたのでこれを百々目鬼と呼んだらしい。
百目鬼温泉は山形市百目鬼にある温泉で、100%源泉かけ流しの、日帰り温泉である。一度行ってみたいものだ。



血洗島
血洗島である。埼玉県深谷市にある。戦国時代北条氏と上杉氏の激戦で多くの将兵の血が流された説が一番有力である。やはり戦国時代の戦いの跡なんだろうな。血で血を洗うというアレなんだろうね。





血洗川
神奈川県中郡大磯町を流れる約1.6kmの川である。 見ての通り貧弱な川である。川というよりはドブと言った方がいいのかも知れない。よくこんなのを探して来たなと思うかも知れない。私もそう思う。地蔵を斬った血のついた刀を洗ったという伝説から、「血を洗う川=血洗川」と名づけられたらしい。しかし、地蔵を斬って、血が出るんかなと疑ってはいけない。出るに決まっている。伝説とはそういうものである。




犬の墓
何となく怪しいバス停である。「犬の墓」は和歌山県紀の川市にあり、昔から変わった地名で知られていたらしいが、かなりの田舎らしい。バスが1日に3往復しかない。ちょっと前まで、対向車とすれ違えないぐらいの道路幅しかなかったらしい。特に動物霊園があるわけではなさそうである。

三途川
群馬県甘楽郡甘楽町に流れている川で利根川水系になる。約2.5km。この他にも三途川はいくつか存在している。
千葉県長生郡長南町。約4.5km。
宮城県刈田郡蔵王町。約1.8km。
青森県むつ市恐山。 まだ、他にもありそうである。


神隠
横浜市港北区にあるバス停である。綱島駅に行くバスが通るが、時々、乗降客の人数が合わないという、 都市伝説っぽいバス停である。同じ横浜市に神隠丸山遺跡というのもある。横浜に行くときは気をつけよう。



元悪王子町
京都府京都市下京区にある地名である。何か特殊な読み方がありそうな気もするが、「もとあくおうじちょう」と読む。 もともとこの地にあった『悪王子社』に由来するもので、現在は八坂神社に移されて地名だけが残っている。こちらは地名が変らなかったばかりか、「元」の字がつけられてしまった。『悪王子社』に行きたい人は八坂神社へどうぞ。






人喰谷
富山県五箇山にある地名で、「ひとくらいだに」と読む。旧五箇山街道でも難所の一つで、あたりのものすべてを呑み込んでしまう雪崩があったかららしい。谷が人を食べてしまったというところから来ているとのこと。現在は、新緑や紅葉の名所となっている。



轆轤町(髑髏町)
「ろくろちょう(どくろちょう)」である。なんだか、ろくろ首と関係がありそうだが、関係ないらしい。江戸時代に役人が適当につけたのが、「轆轤町」でそれが現在まで残っている。それ以前は「髑髏町」と言われ、人骨がよく転がっていた場所である。死体を六道の辻(近くにある)や鳥辺野(死体置き場)に持って行くのが邪魔くさくなって、ここらに捨てていたらしい。迷惑であるが、いつまでもそんなものを引きずる辺りが世界一の魔界都市の所以であろう。

帷子ノ辻
京都の嵐山電鉄にある駅で、北野白梅町行きの乗換駅でもある。難読駅名のひとつだが、写真にふりがなが書いてあるので誰でもわかる。ある偉い女の人が死んだときに、遺言によりその死骸を辻に置いて、鳥や獣が食って白骨になる様を描かせたという話による。帷子とは死装束の意味である。近くに太秦映画村があり、「撮影所前駅」もあるが、「帷子ノ辻駅」から歩いても10分とかからない。


今回はエッチな地名より難しかった。最後は魔界首都の京都頼みになってしまった。途中に「阿蘇国際女子高校」や「青梅国際マラソン」、「亀頭さん」は実在するか、などの真偽を確かめていたせいである。「阿蘇国際女子高校」と「青梅国際マラソン」は存在しないが「亀頭さん」はいるようだ。「かめあたまさん」または「きとうさん」と読むらしい。ちなみに笑福亭鶴瓶は女子マラソンを「女子マラ」と言って叱られたということである。

2017年6月12日月曜日

日本の心霊体験ができる(かも)場所

まえがきのまえがき
今回は、とても気色悪いものがあります。まともな神経の人は読まないように!なお、人によって効果などが変ります。場合によっては見えない場合もある。

その次のまえがき
日本には心霊体験ができる場所がいくつかある。私の体験もある。よく言われているが、私が行ったことのない場所もあるので、自信を持って薦められないのが残念である。とりあえず、行く前に九字護身法(くじごしんぼう)を覚えておこう。「臨・兵・闘・者・皆・陣・烈・在・前」の九字の呪文と九種類の印を結ぶことにより除災する方法である。低級霊ぐらいなら戦える。
武器を持ったらさあ出かけよう。順番は適当である。飽きたら終わりである。なお、地名は伏せておくが、調べればすぐに分かる

富士山裾野のあの樹海
まあ、日本一、いや世界一と思っている人も多いので、トップに上げておくが、決して一番恐ろしい場所ではない。その面積は30平方キロである。大きさが実感できない人は、5km×6kmあるいは4km×7.5kmぐらいと考えたらよい。 思ったより狭い。観光開発が進んで、樹海にも散策路が増えている。樹海というのは安全な場所を歩く限りは、気持ち良い場所なのだ。一部の人は当然除く。樹海の山梨県側を中心に年間100人ぐらいの死体が見つかっているが、年々減っているらしい。やがて心霊スポットから外れるのではないかと思われる、ちょっと残念な場所である。

自衛隊機と空中衝突したあの場所
1971年(昭和46年)7月30日、飛行中の全日本空輸の旅客機と航空自衛隊の戦闘機が飛行中に接触し、双方とも墜落した。自衛隊機の乗員は脱出に成功したが、機体に損傷を受けた旅客機は空中分解し、乗客155名と乗員7名の計162名全員が死亡した。当時としては最大の航空機事故である。覚えている方も多いと思う。事故直後に山に入ってみると、死体の肉片が飛び散り、遺体の一部があちこちの木に引っ掛かっているといった、正に地獄絵図だったらしい。ここでは霊の数が多すぎて、多分九字護身法は効果ないと思う。身を清めて供養を行うつもりで行くのがよい。遊び半分で行くなら何があっても知らんで~。 写真をみたら気持ち悪くなってきた。

坂本九が命を落としたあの山の尾根
1985年(昭和60年)8月12日月曜日18時56分、東京発大阪行旅客機が、群馬県多野郡上野村の山中に墜落したあの現場である。乗員乗客524名のうち、歌手・坂本九さんをはじめ、阪神タイガース社長・中埜肇さんなど死亡者数は520名、生存者(負傷者)は4名であった。死者数は日本国内で発生した航空機事故では2017年4月の時点で最多であり、墜落事故および単独機の航空事故でも世界最多である。
あ~ここも、遊び半分で行くところやないですな。 それなりの準備をしてから行きましょう。

京都が魔界となった原因、破壊されたあの結界
京都府と滋賀県の境にある山岳宗教のお寺で、織田信長の焼き討ちによって結界の機能を失い、京都市内に魔物が横行する原因となった。その山でも特に危ないのが「魑魅魍魎狩籠の丘」らしい。私が行った時は、このあたりではすでにゲロゲロ状態だったので、見ていない。どうも魔物の出入り口らしい。あの中で最高に危ないところなら、行かなくて良かったと思う。

東尋坊にある恐怖のあの島
東尋坊にある島で本州とは橋でつながっている。徒歩で渡れる。島の周りは断崖になっている。東尋坊なので予想できることではある。北陸トップクラスの心霊スポットである。橋の向こうの島の入り口には鳥居と狛犬が見え、何となくアレの雰囲気が海上にまで漂ってくる。海中から手が出てきて足首を掴み、海へ引きずり込むという話もある。島は周回出来る道があるが、「時計回りが正しくて、反時計回りをすると死ぬ」というのは全国的にも結構有名になった。ちゃんとしきたりを守れば大丈夫ですから、ゆっくりと島を時計回りに見学しましょう。

和歌山にある、あの人形の神社
人形供養で有名なこの神社には2万体もの人形が供養されている。中には、髪の毛の伸びる人形、動く人形、見つめる人形など、もはや人形より妖怪に近いものがうようよいる恐ろしい神社である。この手の神社の中では世界最高の人形数を誇る。もっとも海外にそんなに日本人形があるとも思えないのであるが・・・



沖縄にある戦死者のあの供養塔
戦争で亡くなった人の魂を供養するために建てられた塔である。自決した人の魂も供養している。沖縄に行った修学旅行生は必ず行くポイントであるが、あまり近づかない方がいいと思う。中高生ぐらいの時は霊感を持つ人が多いので影響される人がいる可能性が高い。ちなみに歳をとるに従い霊感は消えていく。沖縄には行ったことがないのでよく分からない。


白浜にあるあの崖
南の海に直立する長さ2km、高さ50m - 60mに及ぶ大岩壁で、名勝として知られる。断崖には展望台があり、雄大な太平洋望むことができる。また、地下36mには海蝕洞窟があり、エレベーターで降りると洞窟内部を観覧できる。この岩壁はサスペンス番組の最後のシーンで、探偵が真相を明かす場面にふさわしい場所である。自殺の名所である。 近くまで行ったがなぜか寄らなかったので、よく分からない。



松本清張の小説に出てくるあの断崖
能登半島にあるあの断崖である。松本清張の「ゼロの焦点」の舞台となった断崖絶壁である。能登金剛の中でも人気のスポットで高さ35メートルの崖から日本海を一望できる展望スポットである。皮肉なことに「ゼロの焦点」のヒットにより、一躍自殺の名所となってしまったなんとも残念な崖である。「ゼロの焦点」はもちろん読んでいるが、この現場には行ったことはない。




日光にあるあの滝
明治36年(1903年)5月22日、夏目漱石の教え子であった一高生の藤村操(18歳)がこの滝の近くにある樫の木を削り、「巖頭之感(がんとうのかん)」と題する遺書を残して投身自殺した。その後彼に影響を受けた自殺が相次いだため、自殺の名所ということになってしまった。
エレベータで滝つぼに降りられるが特に何ということはない。少し頭痛がしたが大したことはない。


まだまだ怪しげなスポットはたくさんある。探してまた紹介しよう。


2017年6月5日月曜日

藁人形と五寸釘

「藁人形と五寸釘」と言えば丑の刻参りである。丑の刻とは午前1時から午前3時頃であるが、なにしろ時計のない時代のことだから、正確な時刻まではちょっと分からない。嫉妬した女が、白衣を着てろうそくを突き立てた鉄輪をかぶり、左手に藁人形(呪う相手の髪の毛入り)右手に5寸釘と金槌を持って、神社の御神木に藁人形を打ち付けるのが正式なやり方である。7日間続ければ呪い殺すことができるが、何しろ「呪詛」であるだけに人に見られると災厄がわが身に返ってくるという危険がつきまとう。

しかし、どうしても呪ってみたい相手がいる人は、購入しておこう。


丑の刻参りで有名なのは下の神社である。

蟇目鹿島神社(福島県須賀川市)東北地方では有名な「丑の刻参り神社」である。
佐波神社(神奈川県藤沢市)関東地方で有名な丑の刻参り神社である。
貴船神社(京都府京都市北区)丑の刻参りと言えばここ。全国でも最も有名な「丑の刻参り神社」であるが、夜間は門がしまっていて入り込めないらしい。無理して入れば警察に突き出されることもあるので、ここで丑の刻参りをしたいなら、それ相応の覚悟が必要である。
地主神社(京都府京都市東山区)言わずと知れた恋愛成就の神社である。清水寺の一部とされているため世界遺産に登録されている。夜間の入場は困難である。ここで丑の刻参りをしたいなら、それ相応の覚悟が必要である。
橋姫神社(京都府宇治市)丑の刻参りの元祖、橋姫を祀った神社である。もちろん霊験新かである。
円城寺(岡山県吉備中央町)「加茂の提婆は人を奪る」言われてるらしく呪いの釘を打つと、狐が憑いて相手を呪い殺してくれるそうです。
育霊神社(岡山県新見市)地元では有名である。この神社が有名なのは、どうも今でもやっている人がいるかららしい。

昔はどこの神社でもやっていたらしいが・・・
見学には行かない方がよい。

30~40年前に「藁人形と五寸釘」というグループがいたが、流行らなかった。かなりマイナリティーなグループである。どんな歌だったのか知らないが、フォークソングらしい。もちろん聞いたことはない。何しろ、DVDやCDのなかった時代のことである。レコードしかないのだから、入手しても大抵の人は聴くことができない。それでもyoutubeにカバーがあった。


こういう歌である。曲調と歌詞が合っていないような気もするが、気のせいかもしれない。










2017年5月20日土曜日

姫路城の七不思議

昔のことである。私の知り合いで先祖代々姫路に住んでいる男が言っていた。
「姫路は神戸より大きいのに、なんで県庁所在地にならへんのやろ!」
彼はそのことが不満のようだった。いやいや、神戸は百万都市で姫路と比べものにならないでしょう。
「三宮駅前と比べても、姫路駅前の方が賑やかや!」
次々と不可思議なことを並べ立てる。いやいや、三宮の方が賑やかでしょう。
姫路県でも作ればいいのに・・・

姫路は何か雰囲気の違う街である。あちこちに伝承が残るが、城内に「お菊井戸」があるぐらいだから、仕方がないのかも知れない。

姫路城には七不思議がある。昔からあったらしい 。




1.播州皿屋敷
以前にも書いたが有名な話である。間者として忍び込んでいたお菊は、家宝の皿を隠されて、その責任を取らされて殺され、お菊井戸に捨てられた。以後井戸からはお菊が皿の枚数を数える声が聞こえるようになった。

2.宮本武蔵の妖怪退治
耳まで避けた口から火炎を吹く、身の丈六尺の大男の妖怪を、宮本武蔵が天守閣最上階まで追い詰めた。妖怪は武蔵を恐れて逃げて行った

3.刑部姫
昔から姫山の地主神だったが、城を建てたため居所がなくなり妖怪として現れるようになった。宮本武蔵の妖怪退治で姫の悪しき部分だけを葬り、以後は長壁明神として天守閣の最上階に住む姫路城の守り神となった。

4.傾いた天守閣
姫路城が東側へ傾いて行くという話で、昭和の大改修の時に60cmほど傾いているのが確認され土台を補強した。地盤沈下によるものらしい。

5.切腹丸(はらきりまる)
姫路城内にある「切腹丸」建物の石打棚(いしうちだな)が、検視役人の座で下の板場が切腹場、前の井戸が首洗いの井戸と言われているが、実際に切腹した記録はない。

6.千姫を襲う怨霊
千姫には、秀頼と坂崎出羽守、二人の怨霊がとりついて、子孫繁栄を阻止しているとのお告げがあり、姫路城の北西に天満宮を建て秀頼と坂崎出羽守を祀るために建てたところ、待望の姫が授かった。

7.七つ目はないようである。

その他。7つ目はないのだがその他がある。不思議である。
・姫路城でデートすると、千姫の呪いで別れることになる。

2017年5月18日木曜日

西宮市甲山オカルトエリア


それは、西宮市と六甲山東麓が交差するあたりである。阪急電車を夙川駅で乗り換えると甲陽園駅に着く。短い支線だが付近は高級住宅地が多い。甲陽園駅を降りて石段を登ったところに県道があり、それを進むと西宮北高校に着く。この学校は「涼宮ハルヒの憂鬱」の舞台と言われており、時折、学校を撮影に来る変わり者もいるらしい。

ここまで書いたら、話が全く進んでいないのに気付いた。さすが。オカルトエリアである。甲陽園駅から住宅地の中の急坂を登ると甲山という小さい山に着くのだが、この道は住宅地の中とは思えないほど急な道である。まるで登山道だ。真夏なら汗だくになって熱中症を起こしそうな道である。不思議だと思えばもうオカルトエリアに入っているのだ。この一帯はオカルトの名所である。

【①鷲林寺の牛女】
都市伝説である。甲山麓にある鷲林寺に住んでいた(牢に閉じ込められていた)伝説の怪物で、頭は牛で身体は人間である。顔が牛なのになぜ性別が分かるのか、不思議だと思ってはいけない。女を顔で判断するのは良くないことだ。他の部分もあるだろう。乳の数とか胃袋の数とか。牛乳と母乳の味の違いとか。私は長女が生まれた時に妻に母乳を舐めさせてもらったことがある。牛乳より薄くて甘い味である。
さて、バイク野郎がブイブイと走り回っていると、後ろから2本足で走ってくる牛がいる。驚いたバイク野郎は事故を起こしてしまうという伝説だ。
他に牛の頭を持った牛女は、生まれるとすぐに言葉をしゃべり、予言をひとつ残して死ぬというのもあった。
そんなこんなで、鷲林寺は真夜中に肝試しにやってくる参拝客が絶えなかったが、「牛女は残念ながら引越しされました」の看板を立て、ようやく騒ぎは終息したのである。

【②甲山UFO基地】
SFである。六甲山の地下にはUFO基地があり、甲山から出入りしているという。甲山周辺では、その道の権威者達が合同でUFO撮影会を開いているらしい。撮影会でのUFOの写真が新聞に載ったこともある。また、甲山自体が古代ピラミッドの遺跡だという人もいる。

【③五ヶ池】
超A級の心霊スポットである。猟奇殺人、自殺多発、甲山事件、湖畔に広がる廃墟ネタぞろいである。まずはトイレ。山の中の無人トイレだが監視カメラが設置されている。また、トイレ横のゴミ捨て場には、「ワタシをここに捨てないで アナタと一緒に帰りたい」と書かれていたそうである。今はもう消されたらしい。
阪急夙川駅から各心霊スポットを巡るバスが休日に1本あるらしい。終点はもちろん「五ヶ池」だが「阪急バスの裏メニュー」「黄泉の国への片道切符」「限定 心霊バス」とか言われている。もちろん、誰も乗っていないお化けバスである。ちなみに帰りの停留所では現世へ帰りたい霊が待っているとのこと。
稚児ヶ淵というところでは、例のゴミ捨て場に捨てられた乳児が母親恋しさに泣いて追いかけてくるという。まだまだあるようだが、確かに超A級の心霊スポットである。


【④地蔵坂】
地蔵がたくさんあるので地蔵坂といわれている。地蔵さんの呪いかと思いきや、地蔵さんは事故で死んだ人を供養しているようだ。地蔵菩薩は死者の魂を救うはずなのに、おかしいと思っていた。実際(?)は、後続車から見ると甲山墓地あたりで事故車(先行車)の屋根に白い人影や青白い人魂が見えるらしい。

【⑤甲山町】甲山事件の現場。学園の園児が複数トイレの浄化槽に投げ込まれて死亡。いまだに真犯人は不明。

【⑥夫婦岩】県道82号線にある祟りの岩。どこにでもありそうなのだが。道の真ん中に岩があるが、撤去を請け負った工事関係者が怪死するので、今ではどこの業者も撤去工事を請け負わないといういわくつきの岩である。この岩の近くで幽霊を見たり,女性が泣いたりしているようだ。中には牛女がこの岩の上で踊っていたというのまである。牛女はこの地域では人気があるキャラのようだ。

【⑦こしき岩】
豊臣秀吉の命令で大阪城築城の石材としてこしき岩にノミを入れたところ、石工が突然岩から吹き出した熱水で火傷死したそうである。そのノミの跡が今で残っているらしい 。

【⑧仁川ピクニックセンター】
トイレで子供がめった刺しにされて殺された事件があり、「痛いよ。お母さん」という男の子の声が聞こえる。テント越しに「私の息子を知りませんか」というのもあるらしい。

確かに都市伝説の多いところだ。見に行くのもいいが、取り憑かれないように気をつけよう。

2017年5月13日土曜日

現代妖怪と昔の妖怪

昔は妖怪はたくさんいたが、文明の発達により暗闇が減って、住む場所がなくなった。例えばのっぺらぼうなどは、暗闇の屋台にいるから風情があって、街灯の下では何とも間抜けな絵になってしまう。

その代わりに、現代では新型の妖怪が現れて、太陽の下で活動している。時代は変わりゆくものである。「諸行無常の響きあり」である。

猫又である。猫が100年生きると、尾が2つに分かれて、猫又という妖怪になる。猫又は人の言葉を理解し話す。超能力を持ち瞬間移動や無生物を動かすことができる。
山に住む猫又は気性が荒く、人を取って食らうと徒然草に書いてあるので、興味のある人は読んでみよう。古典は少し読みにくいが、同じ日本語、なんとかなるだろう。
なお、町に住む猫又は、人間と協調して穏やかに生活するのを望むようである。河童より強い程度である。

猫耳娘である。猫又が進化した妖怪である。東京都のとある街に多く住む。また、漫画やアニメにも数多く登場する。猫の耳がついているのが定義とされているため、尻尾のないのも存在するが、一部の研究者の中には、尻尾がないと猫耳娘ではないと言い張るものもいる。「ねこみみ」「けもみみ」「けものっ娘」などの呼び方があるが、研究者によると、少しずつ意味が違うようである。ゲゲゲの鬼太郎に出てくる「猫娘」は進化の途中にあたる妖怪である。

九尾の狐である。朝鮮半島・日本・ベトナムなどに伝説があるが、元々は中国の妖怪である。日本では、稲荷神と同一として祀られている。神格があるので、妖怪よりは神様に近い。
非常に強力な妖力を持ち、死してなお、殺生石となり、人間や牛・馬等を殺すことができる。 妖怪の中ではかなり強い部類に入る。



狐耳娘である。九尾の狐の進化型である。稲荷神社に住み、すっかり神様または神の使いとして定着している。見た目は猫耳娘とさほど変わらないが、猫耳娘がメイド服を好むのに対し、狐耳娘は巫女服や着物を好む。尻尾がふさふさで特徴的である。
また、狐火を出したり、従えたりするが、火事の原因となるので最近は自粛しているようだ。
一部の研究者は「獣耳(けもみみ)」として重宝される、萌え属性の一つである。和服・巫女服・モフモフ・いたずらっ娘の萌え属性も持っている。
コックリさんは進化途中の狐の妖怪と言われている。



鵺(ぬえ)である。写真にあるように実在する。サルの顔、タヌキの胴体、トラの手足を持ち、尾はヘビという、見るからに恐ろしい姿をしている。 左の写真のように恐ろしい?なんかあんまり怖くないような気もする。サルの顔がなんとなく滑稽で、全身がメタボリックしている。
実力は最強クラスであるが、全然そんな雰囲気を持たない妖怪である。

これもまた鵺(ぬえ)である。とても上の鵺の進化した姿には見えない。上の鵺に比べるとあきらかにカッコいい。見るからに強そうである。







雷獣である。雷を操る妖怪である。実力はあまりたいしたことはなく、江戸時代以降何度も捕獲されている。カッコいい。落雷によって地上に降臨する。鵺の一種との説もあるが、見た目があまりに違いすぎる。タヌキに似ており、前足が2本後足が4本、尻尾が2本あると言われているが、左図ではよく分からない。

現代版の雷獣である。足が2本になって直立歩行する。度々捕獲されたので人間に近い姿に進化した。耳も獣耳(けもみみ)という萌え属性を持つ。胸が無駄に大きくなっており、着物もきちんと着ることができない。かなり強い色気があり、サキュバスの属性を併せ持つ。かつては天上界にいたが現在は東京のとある街に住んでいる。









このように、現代妖怪は女性の姿をしているのが多く、東京の、とある街=「妖怪特区」に住んでいるものが多い。妖怪特区は昔は古本屋の多い街だったが、現在ではメイド喫茶や獣耳喫茶が乱立しており、現代妖怪の就職事情は良好である。特に妖怪は「天然系獣耳」と呼ばれ、時給5000円を超える。
妖怪特区に出かけた時は、獣耳娘に声をかけてみよう。

2017年5月4日木曜日

分家・学校の七不思議

夕暮れになって、学校の校庭のクラブも終わり、校舎内では誰もいない教室が闇の中に落ちていく頃、現れるのは不思議な一群である。魑魅魍魎の類いかと思いきや、肝試しである。

誰でも知ってる、とある学校の七不思議である。なんだか、季節外れになってしまったような気がしないでもないが、学校の七不思議は年中無休である。休みとなれば誰かが肝試しをやっている。肝試しの時には、霊界名物の「きもだ飯」を食べながらするとよい。もし自分はしたことがないなら、クラスで仲間外れになっていないか考えてみよう。

1.「トイレの花子さん」、あるいは「赤と青の紙」または「トイレから聞こえる喘ぎ声」
どこでもあるトイレ伝説である。ポットン便所が前提になっているので、よほど田舎に行かないと無理である。都会では「トイレからの喘ぎ声」だけであるが決して戸を開けてはならない。ところでポットン便所で思い出したが、ポットン便所の肥溜めに入って女性の陰部を撮影していた男が捕まったという事件があった。私はどうでもいいし、だいたいここ数年ポットン便所など見たことがない。

2.「増える階段」、あるいは「13段しかない階段」または「階段を登ると聞こえる喘ぎ声」
有名なヤツである。階段の段数は学校によって違うが、それが増えたり減ったりするのである。「13階段」は死刑の13階段に由来するが、20段以上ある階段が13にまで減ると、1段が高くなってちょっと登りにくい。階段の下にある部室から喘ぎ声が聞こえることもあるが決して戸を開けてはならない。

3.「体育館の音」、あるいは「体育倉庫の喘ぎ声」
これも有名な話である。なぜかバスケットボールをしているのが多い。あるいは退勤したはずの教師と真夜中になっても帰ってこない生徒が体育倉庫に閉じ込められた(隠れた?)とかいう話もある。喘ぎ声が聞こえる場合は決して戸を開けてはならない。追いかけられて脅される場合がある。
4.「鏡に写る女」、あるいは「鏡の中に引きずり込む女」または「鏡の近くで聞こえる喘ぎ声」
これも有名。どこかにある鏡の中に住む女の話である。鏡はあちこちに都合よく移動する。鏡の近くの教室から喘ぎ声が聞こえることがある。決して近くの教室の戸を開けてはならない。
5.「理科室の骸骨」、あるいは「笑う骸骨」または「理科準備室の喘ぎ声」
やはり有名である。理科室は変な置き物(?)が多いのでこんな話がある。筋肉のない骸骨が走り回ったり、笑ったりするのは不思議である。理科準備室はどうせ想像どおりだろう。はいはい、戸は開けませんから。

6.「ピアノを弾く女」、あるいは「夜中の音楽準備室から聞こえる喘ぎ声」
ここまで全部有名な話であった。ピアノを弾きたかったが死んだ女の子の霊がピアノを弾きにくるというもの。音楽準備室の喘ぎ声はどうせいつものヤツだから

7.「7つ目の謎を知った人は死ぬ」
たいていの7つ目はこうなっているのが多い。行方不明になるとか、記憶が全てなくなっているとかいうのもあるらしい。一つだけ具体的でないので、邪魔臭かったのか実際に死んでいるから分からないのか?どうだろう?

とまあ、こんな具合である。さあ、学校の7不思議に挑戦する意欲がわいてきただろう!
正コースは怪談コースで7つの話の場所をまわる。好きな男子に抱きつけるとあって女子に人気がある。
裏コースはコース上の戸をそっと開けて覗いて回る。悪趣味な男子に人気がある。

どこかの学校でこういうコースを作ってみよう!

2017年4月30日日曜日

逢魔時

逢魔時とは魔物に遭遇する、あるいは大きな災禍を蒙ると信じられたことから、このように表わされる。黄昏時のことである。

逢魔時は「何やら妖怪、幽霊など怪しいものに出会いそうな時間」「著しく不吉な時間」を表していて、昼間の妖怪が出難い時間から、いよいよ彼らの本領発揮といった時間となることを表す。逢魔時の風情を描いたものとして、鳥山石燕の『今昔画図続百鬼』があり、夕暮れ時に実体化しようとしている魑魅魍魎を表す。

魑魅魍魎の百鬼夜行(名前付き)ーもしかしたら違うかもー

魑魅魍魎とは、人に害をなす化け物のことである。魑魅は山の化け物のことで、魍魎は水の化け物のことだ。なお、私利私欲を肥やす人のことも魑魅魍魎という。日本にはたくさんいるが、北の豚(=北の将軍様)ほどの大妖怪ではなく、小物である。

本物の魑魅魍魎の百鬼夜行はこちららしい

選挙がどうとか、学校がどうとか、豊洲市場がどうとか、オリンピックがどうとか。小物である。北の豚のように、「国民総生産の何%は俺のモノ」という輩はいない。もう余生も永くないので、好きにしてもいいが、北の人達は被害者である。都会では、ビルのような箱を作っているが、農村地帯ではいまだに竪穴式住居に住んでいると聞いた。嘘か本当か知らないが、そんな生活をしているのは世界中でここだけであろう。

ストレスケア