2017年6月5日月曜日

藁人形と五寸釘

「藁人形と五寸釘」と言えば丑の刻参りである。丑の刻とは午前1時から午前3時頃であるが、なにしろ時計のない時代のことだから、正確な時刻まではちょっと分からない。嫉妬した女が、白衣を着てろうそくを突き立てた鉄輪をかぶり、左手に藁人形(呪う相手の髪の毛入り)右手に5寸釘と金槌を持って、神社の御神木に藁人形を打ち付けるのが正式なやり方である。7日間続ければ呪い殺すことができるが、何しろ「呪詛」であるだけに人に見られると災厄がわが身に返ってくるという危険がつきまとう。

しかし、どうしても呪ってみたい相手がいる人は、購入しておこう。


丑の刻参りで有名なのは下の神社である。

蟇目鹿島神社(福島県須賀川市)東北地方では有名な「丑の刻参り神社」である。
佐波神社(神奈川県藤沢市)関東地方で有名な丑の刻参り神社である。
貴船神社(京都府京都市北区)丑の刻参りと言えばここ。全国でも最も有名な「丑の刻参り神社」であるが、夜間は門がしまっていて入り込めないらしい。無理して入れば警察に突き出されることもあるので、ここで丑の刻参りをしたいなら、それ相応の覚悟が必要である。
地主神社(京都府京都市東山区)言わずと知れた恋愛成就の神社である。清水寺の一部とされているため世界遺産に登録されている。夜間の入場は困難である。ここで丑の刻参りをしたいなら、それ相応の覚悟が必要である。
橋姫神社(京都府宇治市)丑の刻参りの元祖、橋姫を祀った神社である。もちろん霊験新かである。
円城寺(岡山県吉備中央町)「加茂の提婆は人を奪る」言われてるらしく呪いの釘を打つと、狐が憑いて相手を呪い殺してくれるそうです。
育霊神社(岡山県新見市)地元では有名である。この神社が有名なのは、どうも今でもやっている人がいるかららしい。

昔はどこの神社でもやっていたらしいが・・・
見学には行かない方がよい。

30~40年前に「藁人形と五寸釘」というグループがいたが、流行らなかった。かなりマイナリティーなグループである。どんな歌だったのか知らないが、フォークソングらしい。もちろん聞いたことはない。何しろ、DVDやCDのなかった時代のことである。レコードしかないのだから、入手しても大抵の人は聴くことができない。それでもyoutubeにカバーがあった。


こういう歌である。曲調と歌詞が合っていないような気もするが、気のせいかもしれない。










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