京都府京都市:平安神宮
10月22日
京都三大祭りの一つ。今までの時代を表わした行列が、京都市内を練り歩く。行列は明治維新から始まり、次いで江戸、安土桃山、室町、吉野、鎌倉、藤原、延暦と8つの時代を20の列、牛や馬を含む総勢約2000名で構成され、約2kmもの長さで約3時間にもなる。綿密な時代考証を重ねられた衣装、祭具、調度品は1万2000点にも及び、京の伝統の技をもってそれぞれの時代を細部まで再現されており、その豪華絢爛な行列はまさに“生きた時代絵巻”である。
鞍馬の火祭
京都府京都市左京区:由岐神社
10月22日
鞍馬の町が、松明とかがり火で埋め尽くされ、危険と隣り合わせのその豪快さを持つ京都三大奇祭の一つ。
1.18時頃より、「神事にまいらっしゃれ」という神事触れの合図により集落の各戸に積まれた松明に点火。
2.初めは主に子どもが小さな松明を、その後は大人が比較的大きな松明を持って「サイレイヤ、サイリョウ」(祭礼や、祭礼の意)のかけ声と共に集落内を練り歩き御旅所へ向かう。
3.20時頃より、各仲間からの大松明が鞍馬寺山門前に向かう。各松明は山門前にひしめき合い、その後石段下の一ヶ所に焼き捨てられる。
4.石段奥の注連縄が切られて、八所大明神、由岐大明神の順序で神社から神輿が下る。参道が急なため、スピードが出過ぎないように女性が綱を牽く(この綱を牽くと安産になると伝えられるので、若い女性が多く参加している)。
5.神輿が降りる際、ふんどし姿の男性が担ぎ棒にぶら下がるが、これを『チョッペン』という。これは元服の儀式であり、鞍馬の男性にとっては一生に一度となる成人の儀式である。
6.神輿が集落内を練り歩き、御旅所に安置される。
7.神楽の奉納のあと、神楽松明が境内をまわる(24時頃終了)。
8.翌2時頃、神輿が御旅所から神社に戻る「還幸祭」が行われ、祭事のすべてが終了する。
太秦の牛祭り
京都府京都市右京区:太秦広隆寺
不定期開催(10月中旬)
京の三奇祭の一つとされている。仮面を着けた「摩吒羅(またら/まだら)神」(摩多羅神)が牛に乗り、四天王と呼ばれる赤鬼・青鬼が松明を持ってそれに従って四周を巡行し、薬師堂前で祭文を独特の調子で読んで参拝者がこれに悪口雑言を浴びせる。祭文を読み終わると摩吒羅神と四天王は堂内に駆け込む。
丹生祭(笑い祭)
和歌山県日高郡日高川町:丹生神社
10月8日 毎年体育の日の直前の日曜日に催される「丹生祭」は県無形民俗芸能に指定されており、奇祭「笑い祭」として有名で、先達(鈴振り)が道化た衣装と化粧で町内を「笑え、笑え」と練り歩く光景は、何とも陽気で楽しい。
八瀬 赦免地踊り
京都府京都市左京区八瀬秋元町:八瀬秋元神社
10月8日
祭りの中心は「切子灯籠」で、灯籠踊りともいわれ室町時代の風流踊りの面影を残している。切子灯籠は高さ約70センチで赤い紙に「透かし彫り」(武者絵や動物、風景などの絵模様)を白の地紙に張ったもので毎年各町ごとに一対製作する。
赦免地踊りは次の人々によって奉納される。
十人頭 - その年満30歳になる青年十人で、祭り一切を取り仕切ります。
灯籠着 - 8名、女装した男子(13~14歳)
警 護 - 8名、灯籠着の補助役
踊り子 - 10名女子児童(10~11歳)
音頭取り衆- 6~7名 太鼓うち - 1名
新発意 - 各町よりでて狂言等を行う
松原八幡神社秋季例祭(灘のけんか祭り)
兵庫県姫路市白浜町:松原八幡神社
10月14日・15日
全国の数ある「けんか祭り」の中でも最大規模の祭りで、時々死者が出ることもある。祭礼は、14日の「宵宮」で幕を開け、各村の氏子たちがそれぞれの村の屋台を担ぎ上げ、松原八幡神社に赴き祭礼気分を盛り上げる。
そして祭り本番の15日の「本宮」は、祭礼の主要行事である御旅神社への神事渡行を氏子たちが精力を傾けて執行し、日暮れ時に神輿は松原八幡神社へ還御、屋台はそれぞれの村に帰着して祭行事の幕を閉じる。
お祭りに ハッピ を着ていれば、こっそり参加してもバレない。かも知れない。
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