2017年5月12日金曜日

かごめかごめ

「かごめかごめ」の唄ぐらいは誰でも知っているだろう。もし、知らないなら、今からでも覚えておこう。実力テストに出るかも知れない。テストに出なくても学園祭で歌うことになるかも知れないし、就職した会社の社歌となっていないとも限らない(なっとらんわ)。

かごめかごめ
籠の中の鳥は 
いついつ出やる
夜明けの晩に 
鶴と亀が滑った
後ろの正面だあれ?

これが怖い歌であると、昔(いつからなんでしょう)から言われている。

まず、最初の「かごめ」の解釈によって違う。
普通の籠、籠のようなお腹をした人=妊婦さんかメタボさん、囲めとか屈めから来たもので遊びの一種、六角形(六芒星)、神宮女(かぐめ)で予言者、竹で囲まれた処刑場などの解釈がある。

「籠の中の鳥は いついつ出やる」については、
「普通の籠」なら、「籠に入った鶏をいつ出すのか」
「妊婦さん」なら、「いつ出産するのか」
「六角形(六芒星)」なら、「いつ出来るのか」※六芒星は結界のひとつ
「予言者」なら、「いつ予言するのか」
「処刑場」なら、「いつ処刑するのか」または「いつ脱走するのか」
となる。

「夜明けの晩」については、
「夜明けの近い夜」すなわち「未明」
「夜明けから夜まで」
「この世ではない世界、すなわち、死後の世界」
という解釈が多い。

「鶴と亀が滑った」については、
めでたい象徴の鶴と亀が滑るので、「凶兆」「死亡」「罪人の処刑」
滑るを「統べる」とし、鶴と亀が統治するということで、「吉兆」
敦賀から亀岡までを治めた「明智光秀」のこと

「後ろの正面 だあれ」は、
「私の真後ろにいる人は誰」
「私にとりついているのは誰」
処刑された人が、「私の前の首のない人は誰」
などの解釈がある。

全体の解釈は、
「鬼はいつ囲いから出られるのかな?真後ろにいる人を当てて」という遊びの歌。
「出産まじかの妊婦が、未明に、後ろにいる人に押されて転び、流産した」という呪いの歌。
「死刑囚が未明に斬首され、転がった首が自分の身体を見ている」という歌。
「死刑囚が未明に脱獄するが、さて、これからどうなるのだろう」とする歌。

変わったところでは
「鶴と亀はそれぞれ芦名家の城の別名であり、埋蔵金の隠し場所を示している」という説。
「霊を呼び出す、いわゆるコックリさんみたいな交霊術のまじない」
「子宝を願うまじない」
などがある。予言者がいつのまにかコックリさんになっているのは気にしないで頂きたい。

明智光秀が天海となって政権を裏から握っていたというのもあったと思うのだが、どこに行ったのかな?



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