2017年5月17日水曜日

石造りの建造物と白鳥城の太陽公園

大陽公園は山陽道姫路西ICから15分ほど行ったところにある公園である。隣は東洋大姫路高校のグラウンドとなっていて、ときどき野球部が練習をしているところに出会う。ここも「謎の公園」である。

公園の中は、石のオンパレードであるが、なぜか老人ホームも経営しているらしい。どうしてわかるのかって?同じ敷地内にあるのだ。はっきり老人ホームと分かる。石づくりと老人ホームの関係がよくわからない。老人ホームの従業員に石を加工する趣味の人がいたとか、老人ホームに入っている老人が作っているとか考えてみたが、やはり無理があるようだ。



お金を入口で払うと太陽公園の中に入れてくれる。普段は閑散として、ときどき東洋大姫路野球部の練習の声が聞こえてくる。
通路を進むとどこかで見たような門が出てくる。凱旋門である。意外とどっしりとして風格がある。とても偽物には思えない。
このぐらいの門だと、家の玄関に置いておきたい。


これはモアイである。イースター島にたくさんいる。ここのモアイは本家イースター島のモアイに比べると下腹部が出ているような気がする。
メタボモアイと呼ぶことにしよう。
本物はもっと大きいんだろうが、これはこれで何となくほのぼのとしている。



自由の女神である。残念ながら小さい。本家ニューヨークの自由の女神に比べると見劣りするのは仕方がない。
偽物なんだから。



兵馬俑である。世界遺産である。たくさんの人が並んでいるが、数人本物の人間が混じっていても気が付かない。と思っていたが、何回目かの時に人が作業をしていた。目立っていた。妙に黄色っぽいのは黄砂とPM2.5にやられたせいだろう。昔の人はよもやこんな仕打ちを受けるとは思っていなかっただろう。さすが中国。4000年の歴史。世界最高の汚染国である。



マーライオンである。シンガポールに行ったことがある人は誰でも知っている。本物は、口からよだれを垂れ流しているが、ここのは何もしてくれない。せめてお魚をくわえて裸足で駆けていくぐらいのことはして欲しい。
なんだか本物より顔が怖く迫力があると感じるのは私だけだろうか?





天安門広場である。あの天安門事件の天安門広場である。1989年のことである。6月4日に起こったから六四天安門事件という。政治改革を求める10万人の群衆に、中国軍が出動、戦車で無差別に発砲したという、世界中から非難を受けた事件のことである。
さすが中国、やることがでかい!


万里の長城である。当初の予定の1/6ぐらいしかできていない。全て石づくりとなっているので歩きづらい。部分的に低いところもあるが、塀が高くてあまり外が見えない。
夏はとても暑く、冬はとても寒い。天国である。


白鳥城である。このお城ができて入園料が上がったという有難いお城である。本物と比べても見劣りしないような気がする。本物を見たことがないもので。中には美術館や喫茶店があり、ケーブルカーで登るらしい。実は私は行ったことがない。入園料に恐れをなしたからである。

まだまだたくさんのものがあるのだが、紹介できない。飽きてしまうからだ。1回は高い金を払っても見ておいた方がいい。結構面白いからである。全て偽物であるが、西瀬戸道の途中にある、偽物寺(耕3寺)に比べるとこちらの方が面白い。石造りだけあってどっしりしている。大人は1300円である。



0 件のコメント:

コメントを投稿

ストレスケア