2017年4月26日水曜日

兵庫のロマンチック街道「淡路サンセットライン」

黄昏とは、元々日没から夕焼けが消えるまでの時間帯を言うが、現在ではもっちょっと曖昧になって、単に夕暮れ時を示すようである。

かなり有名になってしまったが、淡路島の西岸を通る道路を「淡路サンセットライン」という。天草や能登にもサンセットラインがあるので、「淡路サンセットライン」と呼ぶ。興味のある人は、天草や能登にも行って、淡路と比べてみよう。

「淡路サンセットライン」淡路島の南から北へ県道31号線を走るドライブコースである。三原インターまたは淡路島南インターから県道31号線へ、片側1車線だが割りに走りやすい道だ。淡路島を縦断する高速道路があるので、県道31号線の交通量は少し減った感がある。

しかし、海を見ながらのんびりドライブをしてはいけない。よそ見運転は危険である。道路沿いに特に駐車場があるわけではないので、適当に車を停めて「ぼー」と日が沈んでいくのを見るのがよい。私などは30分以上も見ていたこともあった。



小豆島に沈む夕日
淡路島の一番北は「松帆の浦」である。小倉百人一首にもある、
「来ぬ人を まつほの浦の 夕なぎに 焼くや 藻塩(もしほ)の 身もこがれつつ」
の「まつほの浦」である。

「松帆の浦」に着くころにはすっかりと日が暮れていることだろう。このあたりからは、明石大橋の明りが美しい。さっさと帰る前に、「日帰り温泉施設・美湯松帆の郷」によっていこう。昔行った時には、男女どちらかの露天風呂から明石大橋が見える。今は両方から見えるようになっているかも知れない。レストランもあるので食事もしていこう。ここから淡路インターへはすぐなので、事故に気をつけてゆっくりと橋を渡ろう。左に明石の町が、右向うに神戸の町の明りが美しい。





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