女性なら、お肌や髪の毛、更年期障害、贅肉などの緩みなどが心配である。男性なら、白髪、ハゲ、EDなどと心配事があるが、ハゲなどは諦めてしまった人も多い。EDは「イーことが、できない」の略で勃起障害のことである。簡単に言うと「老化」である。年を取ったのである。もはや若い頃のようにはいかない。
と思っていたら、年を取らない病気があるらしいと聞いた。うらやましいと思ってはいけない。発病したら最後?その時点から年を取らなくなるのだ。但し、年を取らない報いはいつかやって来る。死ぬ直前に一気にまとめて年をとるそうである。浦島太郎状態である。玉手箱を開けた状態である。つまり年を取らないが、若いまま死ぬことはないそうである。
これは「ハイランダー症候群」という病気である。世界に10人ほどしかいないらしい。原因は不明である。学者の中にはこんな病気はないという人もいる。そのぐらい、原因がさっぱり分からない奇病である。かつては内分泌系の異常や遺伝子の疾患による説が有力だったが、最近の研究によって否定された。それで、やっぱり都市伝説の類ではないのか、という説が再浮上している。常識では考えられないからだろう。
将来、この患者から採取した細胞で、ips細胞を作れば、老けない身体ができるかも知れないが、期待していいのだろうか?
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